三日に一度くらい書けたらいいなの日記。たまにみじかい話も書きます。
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2025.04.20 Sunday
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今年が終わってしまう。
2011.12.30 Friday
もう30日とかどういうことだこれは夢か。
テレビを使える時間がいま非常に限られてるので、三が日が過ぎるぐらいまでぺあに11話と12話見られない予感がします。12話がすごく主花主だったって友達に聞いて早く見たくて見たくて見たくてうおおおお。
ふゆこみ1日目いきたかったよーゲーム系のスペースうろちょろしたかったよー。
今年はイベントほとんどいけなかったので、来年はいっぱいいけたらいいなと思います。
サークル参加もあと1回ぐらいはしておきたい…。
番長と足立のネタバレ短文を突発的に書いたんですが、短すぎて意味不明でもはやただのメモなのでたたんでおきます。そのうちちゃんとした形で書こうと思います。
テレビを使える時間がいま非常に限られてるので、三が日が過ぎるぐらいまでぺあに11話と12話見られない予感がします。12話がすごく主花主だったって友達に聞いて早く見たくて見たくて見たくてうおおおお。
ふゆこみ1日目いきたかったよーゲーム系のスペースうろちょろしたかったよー。
今年はイベントほとんどいけなかったので、来年はいっぱいいけたらいいなと思います。
サークル参加もあと1回ぐらいはしておきたい…。
番長と足立のネタバレ短文を突発的に書いたんですが、短すぎて意味不明でもはやただのメモなのでたたんでおきます。そのうちちゃんとした形で書こうと思います。
双方ともにずたぼろであるのに、男は最後まで笑ったり諦めたりしていて、少年はいつまでも悲しみと怒りに暮れていて、とても不公平だった。
世にふたつとない不公平であると、少年は思った。
まるで別人のように振る舞う男が、それでもやはり少年のよく知った彼その人でしかないので、気持ちが悪い。
まったく言葉の通じないまま殺しあって、それで終わりだなんて許されない。
食うために正しく牙を立てあい、食った命の分まで貪欲に生きる、自分たちはそういううつくしい動物ではないのだから。
「嘘でもいいです、俺に理解できる言葉で言ってください」
「あはは、何その譲歩」
「あなたが人殺しになった理由を教えてください」
「もう言ったよ」
「理解できない」
「あっはっはっは!」
笑い声めがけて振り下ろされる少年の刃は鈍く、標的に達する前に男の守護者に弾かれておかしな方向へ逸れた。弾かれた剣を地に引きずり、少年はため息を吐く。
「あなたを理解させてください足立さん。あなたが人殺しになったどうしようもない理由とくだらない言い分を理解した上であなたをどうするべきか決めたいんです。わけのわからないままあなたを殺して俺までわけのわからない人殺しになるなんてまっぴらなんです。殺すなら骨の髄まで憎んで殺したいんです。あなたみたいに後悔したくないんです」
男の守護者が赤黒い霧をまとって揺れた。男の頬がいびつに緩む。悪人のような、病人のような、疲れ切った迷子のようなその笑みが、少年は嫌いだった。
「で、本音は? こどもの遊びのリーダーくん」
かつての彼の締まりのない笑顔を思い出せなくなりそうで、心底、嫌いだった。
「いますぐ殺したい」
男がまた破裂したように笑い出した。
どうしてこんなことになったのだろうと考え、少年もまた悲しくなった。腹が立った。
男の守護者が巨大な刃を振りかざす。剣の柄を握る少年の手には力が入らない。
不公平だ。
世にふたつとない不公平であると、少年は思った。
まるで別人のように振る舞う男が、それでもやはり少年のよく知った彼その人でしかないので、気持ちが悪い。
まったく言葉の通じないまま殺しあって、それで終わりだなんて許されない。
食うために正しく牙を立てあい、食った命の分まで貪欲に生きる、自分たちはそういううつくしい動物ではないのだから。
「嘘でもいいです、俺に理解できる言葉で言ってください」
「あはは、何その譲歩」
「あなたが人殺しになった理由を教えてください」
「もう言ったよ」
「理解できない」
「あっはっはっは!」
笑い声めがけて振り下ろされる少年の刃は鈍く、標的に達する前に男の守護者に弾かれておかしな方向へ逸れた。弾かれた剣を地に引きずり、少年はため息を吐く。
「あなたを理解させてください足立さん。あなたが人殺しになったどうしようもない理由とくだらない言い分を理解した上であなたをどうするべきか決めたいんです。わけのわからないままあなたを殺して俺までわけのわからない人殺しになるなんてまっぴらなんです。殺すなら骨の髄まで憎んで殺したいんです。あなたみたいに後悔したくないんです」
男の守護者が赤黒い霧をまとって揺れた。男の頬がいびつに緩む。悪人のような、病人のような、疲れ切った迷子のようなその笑みが、少年は嫌いだった。
「で、本音は? こどもの遊びのリーダーくん」
かつての彼の締まりのない笑顔を思い出せなくなりそうで、心底、嫌いだった。
「いますぐ殺したい」
男がまた破裂したように笑い出した。
どうしてこんなことになったのだろうと考え、少年もまた悲しくなった。腹が立った。
男の守護者が巨大な刃を振りかざす。剣の柄を握る少年の手には力が入らない。
不公平だ。
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