三日に一度くらい書けたらいいなの日記。たまにみじかい話も書きます。
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2025.04.20 Sunday
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おめでとうございます。
2010.06.22 Tuesday
陽介さん誕生日おめでとうございます!
大好きです。大好きです。大事なことなので2回言いました。
あとセンセイも、花村大好き愛してる、て言ってました。
生まれてきてくれてほんとにありがとう。出会えてしあわせです。
しかし 花誕更新が 間に合いそうもない の です
無能ですいません。すいません。
何もしないのはいやなので、続きに短い話を書きました(仕事の休憩中に)
センセイが変です(いつも)
全体的にだいぶひどいです(いつも)
ちゃんとした更新を今月中にはしたいと、思います…!
拍手ありがとうございますうれしいです、ろくな働きをしない無能ですいません…。
(ぺよん/主花)
雨って髪の毛の敵だよなあと、校舎の屋上の柵際にしゃがみ込んで花村がぼやいている。髪の毛とかそんなピンポイントじゃなくて俺たち全体の敵だろうマヨナカテレビ的に、と思ったが黙っておいた。
朝方にぱらついた雨はいまは上がって屋上の床も乾いているが、空はずっと灰色のままで空気もじめついている。梅雨だから仕方ない。雲間から時折うっすらと差す弱々しいひかりが一層湿気を意識させる気がして鬱陶しい。
花村はいつもより余計にはねて広がっているらしい毛先が気になるようで、弁当をひと口頬張っては、箸を持たない左手でその明るいブラウンに手ぐしを通している。二回に一回はわざわざ箸を置いて両手で髪をいじっている。別にいつもと変わらないように見えると言ったら睨まれた上に、これだから天然サラツヤ野郎は、と謂れのない八つ当たりまでされた。髪は女の命と言いますね。花村お前は女子か。女子なのか。
女子がヤンキー座りで飯を食うのはいかがなものかと思い、ちゃんと座ればと言ったら、花村は大げさに得心したみたいな顔になって床に置いた弁当箱の前に正座した。コンクリの床に正座。あえてコメントせず様子を見ていたら、案の定一分もしないうちに花村は痛そうに顔をしかめて足を崩してあぐらをかいて、間違えた、と呟いた。なんだこの生き物どうしてくれよう。
「誕生日おめでとう花村」
「だからもう過ぎたし。つかお前マジしつこいけどなんなの、俺の誕生日知らなくてスルーしたのそんなに後悔してくれちゃってんの? それって愛?」
「イエス、アイラビュー!」
「そこはスルーしろよ」
花村はもともとひと口大に切ってある出し巻き卵をさらに箸で半分に割って(おいしいものは一気に食べるともったいない気がするんだそうだ)片方を口に放り込みながら、苦笑いみたいに普通に素直に嫌そうな顔をした。うわー傷ついた。その出し巻き、つーか鳥カラ煮しめ豆ご飯の目にも舌にも嬉しい弁当つくったの誰だと思ってやがんだこんにゃろ。
「誕生日過ぎたらおめでとうって言っちゃだめって法律でもあるんですかあー」
「いや、ないけど。つか小学生ですか」
「じゃあいいだろ、おめでとう花村。プレゼントにお前がほしい」
「文脈おかしいって気づいて! 俺にも理解できる日本語プリーズ!」
ぎゃーとちょっと本気っぽい悲鳴を上げて花村が弁当箱を抱えたまま後ずさ、ろうとしてすぐに柵にぶつかって無理だと気づいて横にずれた。その細い身体ひとつ分くらい。そんなもん離れたうちに入るわけがない。逃げる気あるのかないのかはっきりしろ!(と、言える勇気はない……)
「お前の誕生日になったらなんかやるから。弁当続き食っていい? 卵ふわっふわな、月森ってマジすげー」
「なんかっていうか花村がほしいんだけど」
「黙れ」
「弁当返せ」
「誕生日いつだっけ?」
「八月」
「いっ意外とちけーな……」
びびったような困ったような顔をしながら、花村はもぐもぐと唐揚げを食っている。唇が油でちょっとぴかぴか。
あーちゅーしたい。
(落ち着け)
と、内なる自分の声が聞こえたようなような。イザナギさんそこにいらっしゃる?
花村の耳の後ろの髪がいつもよりはねているのが、そのときはじめて目に入った。なんか、どう見ても、湿気の膨張とかじゃなくて単なる寝癖に見えるんだけどな花村……!
(落 ち 着 け)
知らん。聞こえん。
あー押し倒したい。
***
まとまりがないにもほどがある…すいません!
こんなんだけど、陽介さんほんとにおめでとう!
ちゃんとした更新もがんばります(しかしこれがまた主役が花村でもばんちょでもないっていう何がどうしてそうなっちゃったのかもぐぐ)
雨って髪の毛の敵だよなあと、校舎の屋上の柵際にしゃがみ込んで花村がぼやいている。髪の毛とかそんなピンポイントじゃなくて俺たち全体の敵だろうマヨナカテレビ的に、と思ったが黙っておいた。
朝方にぱらついた雨はいまは上がって屋上の床も乾いているが、空はずっと灰色のままで空気もじめついている。梅雨だから仕方ない。雲間から時折うっすらと差す弱々しいひかりが一層湿気を意識させる気がして鬱陶しい。
花村はいつもより余計にはねて広がっているらしい毛先が気になるようで、弁当をひと口頬張っては、箸を持たない左手でその明るいブラウンに手ぐしを通している。二回に一回はわざわざ箸を置いて両手で髪をいじっている。別にいつもと変わらないように見えると言ったら睨まれた上に、これだから天然サラツヤ野郎は、と謂れのない八つ当たりまでされた。髪は女の命と言いますね。花村お前は女子か。女子なのか。
女子がヤンキー座りで飯を食うのはいかがなものかと思い、ちゃんと座ればと言ったら、花村は大げさに得心したみたいな顔になって床に置いた弁当箱の前に正座した。コンクリの床に正座。あえてコメントせず様子を見ていたら、案の定一分もしないうちに花村は痛そうに顔をしかめて足を崩してあぐらをかいて、間違えた、と呟いた。なんだこの生き物どうしてくれよう。
「誕生日おめでとう花村」
「だからもう過ぎたし。つかお前マジしつこいけどなんなの、俺の誕生日知らなくてスルーしたのそんなに後悔してくれちゃってんの? それって愛?」
「イエス、アイラビュー!」
「そこはスルーしろよ」
花村はもともとひと口大に切ってある出し巻き卵をさらに箸で半分に割って(おいしいものは一気に食べるともったいない気がするんだそうだ)片方を口に放り込みながら、苦笑いみたいに普通に素直に嫌そうな顔をした。うわー傷ついた。その出し巻き、つーか鳥カラ煮しめ豆ご飯の目にも舌にも嬉しい弁当つくったの誰だと思ってやがんだこんにゃろ。
「誕生日過ぎたらおめでとうって言っちゃだめって法律でもあるんですかあー」
「いや、ないけど。つか小学生ですか」
「じゃあいいだろ、おめでとう花村。プレゼントにお前がほしい」
「文脈おかしいって気づいて! 俺にも理解できる日本語プリーズ!」
ぎゃーとちょっと本気っぽい悲鳴を上げて花村が弁当箱を抱えたまま後ずさ、ろうとしてすぐに柵にぶつかって無理だと気づいて横にずれた。その細い身体ひとつ分くらい。そんなもん離れたうちに入るわけがない。逃げる気あるのかないのかはっきりしろ!(と、言える勇気はない……)
「お前の誕生日になったらなんかやるから。弁当続き食っていい? 卵ふわっふわな、月森ってマジすげー」
「なんかっていうか花村がほしいんだけど」
「黙れ」
「弁当返せ」
「誕生日いつだっけ?」
「八月」
「いっ意外とちけーな……」
びびったような困ったような顔をしながら、花村はもぐもぐと唐揚げを食っている。唇が油でちょっとぴかぴか。
あーちゅーしたい。
(落ち着け)
と、内なる自分の声が聞こえたようなような。イザナギさんそこにいらっしゃる?
花村の耳の後ろの髪がいつもよりはねているのが、そのときはじめて目に入った。なんか、どう見ても、湿気の膨張とかじゃなくて単なる寝癖に見えるんだけどな花村……!
(落 ち 着 け)
知らん。聞こえん。
あー押し倒したい。
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まとまりがないにもほどがある…すいません!
こんなんだけど、陽介さんほんとにおめでとう!
ちゃんとした更新もがんばります(しかしこれがまた主役が花村でもばんちょでもないっていう何がどうしてそうなっちゃったのかもぐぐ)
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